ベビーオイルはアトピー・敏感肌に効果的?
ベビーオイルは、手軽に使えるスキンケアオイルです。
薬局やスーパーに置いてあるのをよく見かけますね。
ベビーオイルについて調べてみると、かなり優秀で使い勝手が良いことがわかりました。
どんな使い方ができるのか、アトピーや敏感肌には使えるのかどうかなどについて、ご紹介したいと思います。
ベビーオイルの成分と肌への効果について

ベビーオイルといえばジョンソンが有名ですが、その成分はこちらになっています。
・ミネラルオイル
・酢酸トコフェロール
とてもシンプルですね。余分なものが入っていないことがわかります。
ミネラルオイルとは、石油由来の鉱物油のこと。
石油由来というと肌に良くないように思ってしまいますが、精製して不純物を取り除いてあるので、肌にやさしく保湿力が高いのが特徴です。
アトピーの保湿剤として使われるワセリンも、石油由来の原料を精製して作られています。
軟膏や美容クリームの基材としても使われている、身近な素材です。
また、酢酸トコフェロールはビタミンEのこと。
こちらは強い抗酸化力があり、オイルの酸化を防止するとともに、肌荒れを防いでくれる効果があります。
ベビーオイルは多くの美容メーカーから販売されていますので、含まれている成分も少しずつ違うようです。
中には、ホホバオイルやスクワラン、オリーブオイルなどが含まれ、美容効果を高めているものもあります。
ベビーオイルの効果的な使い方/アトピー・敏感肌の保湿剤にも
ベビーオイルは無添加・低刺激なので、その名の通り赤ちゃんからお年寄りまでどんな肌にも使えるスキンケアオイルです。
高い保湿効果があるので、肌の乾燥を防ぐために使われるのが一般的。
また、全身の保湿に役立つことから、こんな使い方もできるようです。
・お風呂上りのボディケアに
・ひじ、ひざ、かかとの保湿スキンケアとして
・洗顔前のクレンジングやマッサージオイルとして
・シャンプー前のヘアケア、頭皮ケアとして
・ヘアオイルとして
・ネイルケアに
・赤ちゃんのスキンケアに
アトピーや敏感肌の保湿剤として、ベビーオイルを効果的に使っている方も多いようです。
中には、お風呂上りの濡れたままの体にうすくベビーオイルを塗り、全身を保湿することで、ステロイドの使用を減らしたという方もいらっしゃいます。
管理人もその方法に倣い、湿疹とかゆみが起こっている肌の部分に、化粧水で水分を与えてから、上にベビーオイルをうすく伸ばしてみました。
オイルが化粧水をはじいて浮き上がる感じなので、ティッシュで軽く押さえます。
すると、その後はかゆみが治まり、乾燥も気にならず快適に過ごすことができました。
また、お風呂上りにひじやひざ、かかとにうすく塗るなど、部分的に使うこともできますね。
ただし、足の裏に塗ったままにすると、床が滑って転倒の原因になります。
かかとに塗った後は、すぐに靴下をはいて保護するなど、気をつけるようにしましょう。
そして、洗顔前にベビーオイルでクレンジング&フェイスマッサージをしたり、洗顔料に1滴混ぜてから洗顔をすると、つっぱることなく肌が保湿されるようです。
髪や頭皮にもやさしいので、髪のパサつきや毛先の乾燥にベビーオイルを少量つけたり、頭皮につけてマッサージをするのも効果的だそうです。
シャンプーやトリートメント剤に1滴混ぜて使うと、髪が保湿されてまとまりやすくなるという口コミもあります。
さらに、ベビーオイルの名の通り、赤ちゃんの全身の保湿やおむつかぶれなどにも効果を発揮します。
こうして例を見ると、いろいろな方法を試してみたくなりますね。

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ベビーオイルのアトピー・敏感肌への注意点
ベビーオイルは低刺激性の鉱物油ですが、ワセリンに比べると保湿力が低く、またオイルなので肌に吸収されやすいという特徴があります。
使用の際は、量を多くつけ過ぎないように注意しましょう。
また、お風呂上りや洗顔時、化粧水をつけた後など、肌に十分な水分を与えてから使用するのが無難です。
クレンジングやフェイスマッサージに使用する際は、軽く水分を与えてから行うようにし、その後は低刺激の石けんなどでよく洗い流すようにしましょう。
オイルの種類によってはアレルギー反応を起こす場合がありますので、アトピー・敏感肌の方はかならずパッチテストをおこなってから使用するようにしましょう。
また、少しでも異常が現れたら使用を中止し、お医者さんに相談するようにしてください。
鉱物油が合わないという方は、植物性のキャリアオイル(ホホバオイルなど)を代わりに使用されるのも良い方法です。
→ アトピー・敏感肌に効くキャリアオイルの種類についてはこちら
<紫外線に注意!>
私の家族の例ですが、ベビーオイルを塗った肌に紫外線が当たり、ひどい日焼けをしてしまった、と使用を中止したことがあります。
ベビーオイルを塗る際は夜寝る前などに限定し、塗った後はそのまま屋外に出ないよう気をつけましょう。
特に、紫外線アレルギーを起こしやすい体質の方は注意が必要です。
紫外線が心配な場合は、肌に万能な保湿剤として、天然の植物成分100%のシアバターを活用するのもひとつです。
日焼け止めの効果も期待できるので、ひとつあればベビーオイル同様活躍してくれることでしょう。
よかったら、こちらの記事もご参考になさってください。
→ シアバターの保湿効果とアトピー・敏感肌への使い方
ベビーオイルをアトピー・敏感肌に効果的に活用!
幅広くスキンケアに使うことができ、アトピーや、敏感肌、乾燥肌に効果的、そしてリーズナブルなベビーオイルを活用するためには、家に2~3個常備して洗面台や浴室、キッチン周りなどに分けて置いておくとよいですね。
携帯用にして持ち歩くと、外出や旅行の際にも便利です。
スーパーやドラッグストアには300ml程度のポンプタイプが置いてあり、いつでも手に入れることができます。
また、ダイソーのベビーオイルが優秀だと、ネットでも評判になっています。
現在は、そちらは廃版となり、代わりに新しいベビーオイル(60ml)が販売されていますが、オリーブオイル入りでこちらも十分役立ちます。
「敏感肌にやさしい」と表記されていますので、安心して使えそうです。
自分に合ったベビーオイルをみつけて上手にアトピー・敏感肌スキンケアに活用し、乾燥知らずの肌をキープしたいものですね。
→ アトピー・敏感肌に効果的な化粧水をご紹介しています
乾燥肌に根本的にアプローチするには?
乾燥肌は、免疫力が低下している時に起こりやすいとされています。
今はLPS(リポポリサッカライド)という物質が、身体の免疫細胞マクロファージを活性化してくれるということで注目されています。
体質を根本的に見直したい、という場合は、LPSを効果的に活用することもひとつといえるでしょう。
LPSについてはこちらの記事でご紹介していますので、ご参考になさってください。
→ 免疫力を高める方法とサプリメントでアトピー・敏感肌を改善できる?
