梅雨時にアトピーが悪化するのはカンジダ菌が原因?

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毎年梅雨の時期になると、アトピーが悪化するという方も多いのではないでしょうか。

その原因や症状は人によって様々ですが、梅雨時期になると腸内、体内のカンジダ菌が繁殖してしまうこともその1つです。

もし、カンジダが原因でアトピーが悪化しているなら、どのように対処すれば良いのでしょうか。

その対策について、ご紹介していきたいと思います。


カンジダ菌とは?


カンジダはカビ菌の一種であり、カンジダ真菌と呼ばれています。

カンジタは人の体内に一定数いる常在菌で、腸内や口腔内といった粘膜や、皮膚や爪などに存在しています。

カンジタは免疫力が下がった状態になると繁殖しやすくなり、皮膚症状を悪化させることがあります。

また、腸内にカンジタのカビが生え過ぎていると、腸が正常にはたらけなくなり、それがアトピーの原因になります。

アトピーの場合、免疫が正常にはたらいていないため、カンジダに罹りやすくなっているといえます。

カンジタの治療には抗生物質では効果がなく、抗菌剤を使うことで改善します。

カンジタの自覚症状や疑いがある場合は、すぐに病院へ行って検査をしてもらいましょう。


カンジタとアレルギーの関係


カンジタは、アレルギーと深い関連があるといわれています。

免疫が下がったり、梅雨時の高温多湿の状態になるとカンジダが大量に繁殖し、腸壁を傷つけて腸内環境が悪化しやすくなります。
また、カンジダは腸だけでなく血液中にも入り込み、体中を巡ります。

そのため、様々なアレルギー反応を増幅させるのです。

アトピーのほか、喘息や花粉症の症状がある場合は、一度カンジタを疑ってみると良いでしょう。

また、カンジダはイースト菌の仲間で、甘い物や発酵食品が大好物です。

そのため、イースト菌や発酵食品、糖分がカンジダを繁殖させる原因となります。

特に、これらの食べ物・飲み物には気をつけると良いでしょう。

・糖分(お菓子、ジュース、果物、餅)
・発酵食品(パン、納豆、ビール酵母サプリメントなど)
・アルコール

また、こちらもカンジダ症状を増幅させやすい原因となりますので、気をつけるようにしましょう。


・抗生物質

抗生物質は感染症の治療などに用いられますが、カンジダ菌(カビ)には効果がありません。

また抗生物質を使用することで腸内細菌が減り、カンジダ菌が増える環境を作り出してしまいます。


・副腎疲労

特にステロイドを使用しているアトピーの方は、副腎疲労を起こしています。

副腎が疲労すると免疫力の低下を招くと同時に、カンジダ菌を消滅させる銅の生成ができなくなってしまいます。


カンジダの対策は?


カンジダから起こるアトピーの悪化を防ぐには、免疫を上げることが第一です。

そのためには、生活習慣や食事を見直し、適切な治療を受けるようにしましょう。

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<生活習慣>

過労や睡眠不足、風邪を引いた時などは、免疫力が低下してしまいます。
免疫力が低下すると常在菌のバランスが崩れ、カンジダ症状が起こりやすくなります。

なるべく規則正しい生活を心がけ、適度な運動を取り入れるようにしましょう。

梅雨時は運動不足になりがちですので、室内でできるエクササイズや呼吸法、ストレッチなども積極的に実践するのも効果的です。

また、日光を浴びる時間が足りないと、幸福ホルモンである脳内のセロトニンも不足してしまいます。

梅雨の晴れ間にはなるべく外に出て日光を浴びるなど、メリハリのある生活習慣を心がけましょう。


<食事>

免疫力を上げるには、バランスの良い食事が欠かせません。

次の食品や栄養素を多く摂るようにし、バランスの良い食事を心がけましょう。

・有機野菜(酵素、食物繊維)
・ヨーグルト(ビフィズス菌、乳酸菌)
・オリゴ糖(善玉菌を増やす)
・ポリフェノール(抗酸化作用)
・大豆(イソフラボン)


<薬物>

じつは、アトピーの治療薬であるステロイドが、免疫力を低下させる原因になっている場合があります。

ステロイドを長期的に使用することで、免疫力低下など副作用のリスクが増加してしまいます。

もしカンジダの異常繁殖によりアトピーの症状が悪化しているようなら、かかりつけのお医者さんと相談の上、指導を受けながら脱ステロイドをすることも1つです。

その場合は、少しずつ使用頻度を減らして、ステロイドのレベルを下げていきます。

くれぐれも自分の判断でステロイド薬の使用を中止しないよう、慎重におこないましょう。


カンジダの治療について


カンジダは、抗真菌薬を使って治療することができます。

カンジダ専用の外用薬や内服薬、水虫の治療薬、膣錠などもその1つです。

アトピー性皮膚炎の場合は、必ずお医者さんの診察を受け、薬を処方してもらうようにしてください。


梅雨時は、アトピーを持つ人にとっては不快になりやすい時期です。

なるべく知識を身に付けて症状を悪化させる要因を作らないようにし、カンジダ菌の影響を最小限に抑えるようにしましょう。


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アトピー・敏感肌は梅雨時に悪化する?その対策とは

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雨が続いてじめじめとした梅雨の季節は、アトピー・敏感肌を持つ方には、特にデリケートになりやすい時ですね。

雨の多い高温・多湿の時は、不快指数が上がります。

蒸し暑さのため汗をかきやすく、家の中にダニやカビが繁殖しやすい時期でもあります。
また、低気圧が続くため、精神的にもストレスが溜まりやすくなります。

梅雨は、このようにアトピー・敏感肌を悪化させる要因が増えてしまいますので、上手に乗り切っていきたいものです。

次に、梅雨時期にできるアトピー・敏感肌対策についてご紹介してみましょう。


ダニ対策


家の中にいるダニを全滅させるのは不可能ですが、できるかぎり駆除して増えないように予防することが大切です。


・掃除をこまめにする

カーペット、マット、畳、押し入れ、クローゼット、寝具、布製のソファ、ペット、ぬいぐるみなど、ダニが繁殖しやすい場所を重点的にきれいに保つようにしましょう。

ホコリや食べ物のカスなどはダニの住処になるので、こまめに掃除するようにし、なるべくダニを増やさないよう、防ダニ効果のある寝具やカバーなども積極的に取り入れると良いでしょう。


・除湿をする

ダニ(特にチリダニ)は湿度60%以下では繁殖できない性質があるため、除湿・乾燥に努めるのが効果的です。

エアコンの除湿機能、除湿機、空気清浄機、布団乾燥機などを使用し、天日干しなどをおこないましょう。

この時、エアコンや除湿機のフィルターにもホコリが溜まりやすいので、使用前には掃除をしておくことも大切です。


・ダニを駆除する

殺ダニ剤やダニ捕りグッズなどを使用し、ダニを徹底的に駆除します。

殺ダニ剤を使用する場合は使用上の注意を守り、適切に使用するようにしましょう。

体ににやさしい天然成分の防虫スプレーなども見つかりますので、なるべくアトピー・敏感肌に安全なものを使用すると良いでしょう。


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カビ対策


・掃除をこまめにする

お風呂や洗面所、台所などカビが増えやすい所は、漂白剤やカビ取り剤などを使用してこまめに掃除をしましょう。

また、換気扇を回すなどして湿気をこもらせないよう、除湿や乾燥を心がけましょう。

洗濯槽の裏側にもカビが増えやすいので、洗濯槽クリーナーを使用したり、汚れた衣服を入れっぱなしにしないなど、清潔を心がけましょう。


・除湿をする

カビは気温20-25℃、湿度65%以上の環境を好むため、梅雨時は特に繁殖しやすくなります。

カビ対策には、部屋の湿度を50%前後に保つよう心がけると良いでしょう。

特に、トイレや洗面所、押し入れやクローゼット、収納スペースや部屋の隅などに湿気がこもりやすいので、通気性をよくするためにスノコや除湿剤を使うのがおすすめです。
除湿剤も効果がなくなる前に、こまめに取り替えるようにしましょう。


汗対策


汗をかくと、皮膚に細菌が繁殖しやすくなります。
そのため、ダニやカビが好む環境になってしまいます。

汗をかいたらこまめに水かぬるま湯で洗い流すなどして、皮膚を清潔に保つことが大切です。

タオルで拭くだけでは、汗によって細菌が繁殖し、炎症を起こす場合もありますので、早目にシャワーを浴びる、顔や腕なら水道でさっと洗い流すなど、こまめに対策を取るようにしましょう。


ストレス対策


雨の日が続くと、外出や外での活動が減ってしまい、ストレスが溜まりやすくなります。

また、低気圧が続くと、気分的にもイライラしやすいものです。

室内でも集中できる趣味を見つけたり、簡単なエクササイズを取り入れるなど、積極的にストレス発散の機会を持つようにしましょう。


スキンケア


湿気の多い梅雨の季節こそ、洗顔後やお風呂上がりには保湿スキンケアが大切です。

肌を汗やホコリから守り、角質層をしっかり保湿することで、外的要因から保護するようにします。


なるべくこれらの対策を心がけ、気分転換をしながら、梅雨時期を少しでも快適に乗り切っていきたいものです。






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