ミョウバン水はアトピー・敏感肌に効果的?

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ミョウバン水には、制汗や抗菌作用があることで知られています。

ミョウバン水は、生ミョウバンや焼きミョウバンを水に溶かして希釈したものです。

ミョウバンは古くから漬物を作る際に使われ、スーパーなどで手軽に手に入りますが、アトピー・敏感肌に用いても安全なのでしょうか。

このミョウバン水について、効果や使い方などをこちらにまとめてみましたので、よかったらご参考になさってください。


ミョウバンとは?


ミョウバンとは、カリウムやアンモニウムなどの金属とアルミニウムなどの金属が硫酸塩の形で結ばれた複合塩の総称をいいます。

ミョウバンは漬物の発色剤や麺のかんすいとして使われており、私たちの日常にも身近な食品添加物です。

スーパーや薬局でも、100~200円くらいで手に入ります。

ミョウバンには、生ミョウバンと焼きミョウバンがありますが、一般に売られているのは焼きミョウバンの方です。

温泉にもミョウバン温泉があり、九州の別府温泉や北海道の登別温泉が知られていますが、酸性泉で肌がすべすべになる効能を持ちます。

別の記事でもご紹介しましたが、酸性泉はアトピー・敏感肌にも効果的な泉質ですね。

温泉にできる湯の花は、この天然のミョウバンから採取されるそうです。


ミョウバンの効果とは?


ミョウバン温泉の特徴からもおわかりの通り、ミョウバンを水に溶かすと酸性水ができ上がります。

この酸性水は肌への殺菌作用があり、皮膚に雑菌が繁殖するのを抑えてくれるのが効果のひとつです。

また、汗を抑える効果でも知られ、ミョウバン水を制汗剤として使用することもできます。

特に、アトピーの皮膚には黄色ブドウ球菌、カンジタが異常繁殖していることが多く、そのアレルギー反応からアトピーを悪化させてしまうことがあります。

ミョウバン水は、汗と雑菌の繁殖を抑える効果で、アトピーの悪化を防いでくれるのです。

そして、収斂作用もあるので、肌の表面を引き締め、バリア機能を高めてくれます。

アトピーや敏感肌のかゆみで掻きこわした肌に用いると、患部が早くきれいに治るのを助けてくれます。


ミョウバン水(原液)の作り方


ミョウバン水の作り方は簡単です。

<材料>
・焼きミョウバン 50g
(または、生ミョウバン 100g)
・水道水(または、ミネラルウォーター) 1.5L

<作り方>
1. 水道水(または、ミネラルウォーター)1.5Lをペットボトルまたは容器に入れ、ミョウバンを入れてよく混ぜます
(焼きミョウバンの場合はすぐに溶けず、表面に浮いた状態になります)
2. 2~3日置いて、水が透明になったらでき上がりです

この原液は、常温で3年間程度使用することができます。

ただし、肌に用いる場合は、原液のままだと酸性度が強すぎて肌トラブルの原因になる恐れがありますので、必ず10~30倍に希釈して使うようにしましょう。


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ミョウバン水の使い方


ミョウバン水の原液を薄めると、様々なスキンケアに用いることができます。


<洗顔>

洗面器にぬるま湯を入れ、原液のミョウバン水を5~10cc程度加えます。

このお湯で洗顔をすると、肌の汚れを浮かび上がらせてきれいに洗浄してくれます。

ミョウバン水の殺菌作用や肌の収斂作用から、ニキビや赤みができている時におすすめです。


<制汗剤・消臭剤として>

ミョウバン水を10倍程度に薄め、タオルやティッシュ、コットンなどに染み込ませて、気になる部分の汗を拭き取ります。

殺菌作用や肌の収斂作用により、ニオイが抑えられて肌がさらっとします。

50ml位のスプレーボトルに入れて持ち歩き、肌にシュッと吹きかけてティッシュなどで拭き取るにようにしても良いでしょう。


<ミョウバン入浴>

お風呂のお湯にミョウバン水を入れて、自宅で酸性水のミョウバン風呂を作ることもできます。

この場合は、湯船のお湯にミョウバン原液を20~100ml程度加えるようにします。

あまり入れ過ぎると酸性度が強くなり、かえって肌に刺激となってしまうため、適量に留めると良いでしょう。


ミョウバン水の注意点


ミョウバン水自体には保湿効果がないため、アトピー・敏感肌用のローションやクリームなどでしっかりと保湿するようにすると良いでしょう。

希釈したミョウバン水は、冷蔵庫などに保存して早めに使い切るようにします。

ミョウバン水を使用する前は、パッチテストを行うようにしましょう。
(金属アレルギーがある場合は、稀にアレルギーを起こす場合があります)

また、ミョウバンの成分に含まれるアルミは、認知症の原因になるともいわれています。

こう言われると不安になってしまいますが、経皮摂取(皮膚からの吸収)によってアルミが体内にまで影響する心配はないとされています。

ただし、高濃度での過剰な使用は避けるようにしましょう。

また、ミョウバン水を使用する際は、小さなお子さんが口に入れないよう注意し、手の届かない所に保管するようにしましょう。

アルミによる影響が心配な方は、アルミ缶飲料やアルミの鍋や食器、またアルミニウムを含む食べ物(麺のかんすいやベーキングパウダーなど)を控えるように気をつけると良いでしょう。

→ アトピー・敏感肌に効果的な保湿化粧水を選りすぐりでご紹介

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