ヨガの効果でアトピーが改善する?

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アトピー症状がある時は、つねに皮膚の痒みや不快感に悩まされ、体が緊張して肩や首をはじめ、全身の各所がこわばりやすくなっていることも多いのではないでしょうか。

体に緊張が溜まり、凝りが生じると、血液やリンパの流れが滞り、自律神経のバランスも乱れやすくなってしまいます。

こんな時は、自分に合ったストレッチ法や呼吸法などのエクササイズを身に付けると、全身の緊張緩和やめぐりの促進に役立ちます。

中でも、アトピーにおすすめなのはヨガです。


目次




ヨガの効果とは


アトピーの症状があると、かゆみのストレスで全身がカチカチに固まってしまう、という場合が多いです。

そして、体が固くなると血流が滞り、冷えの原因にもなるのです。

内臓が冷えると、体表面に熱の偏りが起こりやすくなり、代謝や老廃物の排出がうまくできなくなります。

そのため、汚れた水分や血液がのぼせやほてり、むくみ、かゆみ、出血などの症状を起こし、アトピー性皮膚炎になって現れやすくなるのです。

ヨガは、そんな体を効果的に緩め、筋肉や神経をリラックスさせてくれます。

体の隅々まで意識的に観察して緩め、血液やリンパの流れを良くすることで、自律神経の乱れを改善し、内臓のはたらきを整えていくのです。

代謝がスムーズに運ぶようになると免疫力が高まり、かゆみや皮膚症状が軽快して、アトピーの改善につながりやすくなります。

これを原因療法といい、皮膚症状にステロイドを塗る対症療法とは異なり、体本来の自然治癒力を高めていくことができます。


ホットヨガで汗をかく


ヨガの中でも、近年は岩盤浴をしながらおこなうホットヨガが人気を集めています。

ホットヨガは、岩盤の遠赤外線とマイナスイオンのはたらきで、体を芯からじっくりと温めながらおこなう方法です。

岩盤浴の効果で血行や代謝を高めるのはもちろん、毒素を解毒排出する肝臓、腎臓、腸の働きを活発にし、体本来の免疫力を高めてくれます。


ホットヨガは汗をたくさんかくというイメージですが、アトピーの場合はホットヨガをおこなっても大丈夫なのでしょうか。

こちらに、汗のはたらきをご紹介しましょう。


・皮膚の水分量を保持し、肌のバリア機能を高める

ホコリや紫外線など、外的要因から肌を守ります。

・汗の成分による免疫や抗菌作用

体に備わった作用で、細菌から肌を守ります。

・皮膚の温度調整

汗をかくことで、自然に体表温度を調整します。


アトピーの場合、汗をかくとかゆみや炎症が増してしまうため、なるべく汗をかかないようにしている方も多いと思います。

しかし、汗をかかないと汗腺はどんどん退化し、必要な時にも汗をかきにくい体質になってしまいます。

すると、かえって体表面に熱がこもり、かゆみや炎症を悪化させる原因になってしまうのです。

適度に汗をかくことは体内の熱を放出し、体温調節や発汗を司る自律神経がはたらきやすいよう手助けすることにつながります。

また、体を深部から温める効果で、内臓のはたらきや血行を良くし、体内の老廃物を排出して代謝がスムーズにおこなえるよう導いてくれます。


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ヨガでメリハリのある毎日に


ヨガを日常に取り入れることで、オンとオフのスイッチを切り替える習慣ができます。

すると、緊張とリラックスのバランスが取れるようになり、睡眠や疲労回復にも良い影響が及ぶようになります。

ぐっすり眠れると気分や体調が良くなるとともに、免疫力がアップし、アトピー症状にも改善効果が見られるようになるでしょう。


ヨガの呼吸法と精神統一


ヨガをおこなう中で、ゆったりとした呼吸を意識すると、かゆみと闘うことでいっぱいになっている思考を症状から切り離し、穏やかな心が保てるようになるといいます。

辛いアトピーと闘うより、症状と寄り添う気持ちが起こりり、自分を受け入れられるようになるのです。

そして、嫌っていた自分の体を否定するのではなく、感謝して労る気持ち、自分を慈しむ気持ちが湧いてきます。

アトピーからくる劣等感を抜け出すことで、症状に囚われず、物事を広い視野で見ることができるようになると、自分だけでなく他人を思いやる気持ちが自然に芽生え、毎日を心穏やかに過ごせるようになるといいます。

このようなヨガの精神統一効果は、アトピーを克服するために心強い支えとなることでしょう。


ヨガをおこなった後のケア


ヨガで汗をかいた後は、たっぷりと水分を摂ることが大切です。

血流を促すためにも、新鮮な水をこまめに補給するようにしましょう。

また、なるべく早目にシャワーを浴びるようにし、汗を洗い流しましょう。

汗を流した後は、肌から水分が奪われないよう、すぐに全身を保湿をすることも大切です。

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ヨガの注意点


アトピー症状がある場合、最初は柔軟体操、ストレッチ感覚でできるようなコースを選ぶと良いでしょう。

ホットヨガをおこなう場合は、かかりつけのお医者さんやインストラクターとよく相談し、最初は短時間からおこなうなど、無理のない範囲で始めるようにしましょう。

ストレス解消やリラクゼーションの1つとして、心身に心地よいと感じられるヨガ・エクササイズをおこなうようにしましょう。


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アトピーに効果的な運動とは?

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運動をするのが体に良いとわかっていても、アトピーの症状がある時は、体を動かすのがつい億劫になったり、汗をかくのを避けようとして、運動不足になってしまいやすいものです。

ですが、アトピー・敏感肌の改善のためにも、運動は欠かせないものの1つです。

正しい知識をつけて、適度な運動を心がけるようにしましょう。


● アトピーと運動の効果

私たちは運動で体を動かすことで、健康を維持することができます。

運動をすると血液やリンパの流れが良くなり、新陳代謝が促進されます。

また、気分もすっきりとしてストレスが解消され、睡眠や食事のリズムも改善されるので、スムーズな毎日を送れるようになります。

これらは、アトピー・敏感肌の改善にとって、大切な要素になります。

運動をして血行が良くなると、全身のすみずみまで酸素や栄養が運ばれるようになり、代謝が良くなって体内の老廃物が排出されやすくなります。

また、運動により自律神経が整うと内臓の機能も高まり、腸のはたらきも活発になります。

腸が整うと全身にきれいな血液を送り出すことができるので、免疫力が高まり、アトピーにも良い影響が及ぶのです。


さらに、運動にはアトピーによるストレスを発散する効果もあるので気分転換になり、適度に日光を浴びながら体を動かすことは、脳の活性化にもつながります。

人間の脳のはたらきを司っているのはセロトニンというホルモンですが、このセロトニンは幸福感をもたらしたり、精神を安定させてイライラを和らげる効果もあります。

適度な運動を続けていくことで、全身や脳にも良い効果が及び、体質改善の促進が期待できるのです。


● アトピーに良い運動は?

アトピー改善には、軽い有酸素運動が効果的とされています。

外に出て運動をおこなうなら、軽いストレッチやウォーキング、サイクリングやなわとびなどがおすすめです。

家の中でおこなう場合は、ラジオ体操やスクワット、ストレッチやヨガなど、ゆったりとした呼吸を意識しながらできる運動が良いでしょう。

また、ゲームを使ったエクササイズや軽いダンスなども、楽しみながら続けられるのでおすすめです。

一気に体力を消耗するようなハードな運動より、ゆったりとした軽めの運動の方が、体内にたまった老廃物や毒素を排出しやすくなります。

これらの有酸素運動を1回につき20分以上継続することで、カロリーが消費されやすくなり、新陳代謝が活発になります。


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● 運動をした後は

アトピーの場合、運動をして汗をかいた後は、なるべく早くシャワーなどで汗を流すようにしましょう。

汗をそのままにすると皮膚に雑菌が繁殖し、かゆみの原因になってしまいます。


一方、運動して汗をかくことで、アトピー・敏感肌が改善するという効果もあります。

それは、汗により皮膚が内側から保湿され、皮脂が分泌されてバリアー機能が高まるためです。

また、汗をかくことで体内にこもっていた熱が発散され、体温調節ができます。

さらに、汗そのものに皮膚の常在菌を殺菌してバランスを整えてくれる作用があるので、自然治癒力がはたらいた効果といえるでしょう。

そして、運動をしてシャワーを浴びた後は、しっかりと保湿をすることで相乗効果になります。

→ 運動後の保湿に効果的な化粧水はこちら


● 運動する時の注意点

アトピー・敏感肌の場合、外に出て運動をする時は、肌を外敵や紫外線からしっかりと保護することが大切です。

帽子やマスクなどでアトピー肌を隠し、肌が露出する部分は日焼け止めをつけるなど、対策を取るようにしましょう。

その際は、首や耳の後ろ側も忘れずに日焼け止めを塗るようにします。

晴れている日はもちろん、曇りの時も紫外線は降り注いでいるので、気をつけるようにしたいものです。


また、運動中に体温が上がり、アトピーのかゆみが強まってきた時は、一度ペースを落とす、日陰で涼むなどして様子を見ましょう。

あまりがんばりすぎず、体の状態に合わせて軽めの運動を心がけることが大切です。


運動中に汗をかいた場合は、低刺激のガーゼタオルなどでこまめに汗を拭くようにし、運動後はなるべく早くシャワーで汗を洗い流しましょう。

そして、汗をかいた分の水分を補給することもお忘れなく。

体に吸収されやすいミネラルウォーターを携帯し、こまめに飲むようにすると良いでしょう。


運動は週に2~3回程度でもかまわないので、続けることが大切です。

また、症状が悪化している時や気分が乗らない時は、無理をしないで休むことも大切です。

心身ともに心地よく感じられる範囲で、適度な運動の習慣を身に付けましょう。


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