アトピー肌にニキビができるのはインナードライが原因?

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アトピーに加え、ニキビトラブルも発生!


もともとアトピーを抱えている上に、肌の状態がいつも敏感で揺れ動きやすく、気がついたら頬やあごにニキビがポチッと出ていた・・・、などということはありませんか?

こんな時、どう対処してよいかわからなくなりますね。

肌が乾燥していてつっぱる感じがあるのに、頬やあごはテカッてしまう、皮脂が多くニキビや毛穴が気になってしまう、という場合は、インナードライが原因かもしれません。

インナードライによるニキビは、一般のニキビケアでは良くなりません。

皮脂を取るためのニキビ用スキンケアをおこなっても改善しない、かえって悪化してしまう・・・、という場合には、インナードライ肌のスキンケアに切り替えてみると良いでしょう。


アトピー肌にニキビができる原因


肌の内部は、セラミドを中心とする保湿成分が集まった細胞間脂質で構成され、プールのように水分が満たされています。

肌表面の皮脂膜と、この内側の水分が、肌を外部刺激(雑菌、ホコリ、ハウスダスト、紫外線、花粉、黄砂、PM25など)から保護するバリア機能を果たしているのです。

アトピーは肌のバリア機能が壊れているため、刺激を受けやすくなっている状態です。
皮膚表面のバリア機能が低下すると、角質層にある水分が蒸発してしまい、乾燥しやすくなります。

肌の内側が乾燥してしまうため、皮膚は皮脂を分泌し、表面を覆うことでバリアー機能を補おうとします。
これが、インナードライの状態です。

インナードライの状態になると、外部からの刺激が肌の内部まで侵入しやすくなるため、それがニキビや肌荒れなど肌トラブルの原因となってしまうのです。

アトピーと同時にニキビもできる、という場合は、このインナードライが原因になっていることが多いので、そのためのケアをすることが大切です。

インナードライをケアするには、肌のバリア機能を回復させること。そのために、肌の保湿成分であるセラミドを補うことが必要です。


アトピー/インナードライ肌を改善させる対策とは?


<睡眠>

肌トラブルの改善には、きちんと睡眠をとることが欠かせません。
ストレスや寝不足を避け、自律神経のバランスを整えることが、肌の状態を改善する土台になります。

特に、午後10時~午前2時の間に睡眠をとることで、成長ホルモンが分泌され、肌の修復や回復が早まることが知られています。

また、朝日を浴びることで脳のセロトニンを増やし、精神安定や質の良い睡眠につながるので、早寝早起きを心がけることも大切です。


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<食べ物>

アトピー/インナードライ肌でニキビができやすい時は、なるべく刺激物を避け、肌に良い栄養素を摂ることが大切です。

特に大人ニキビの場合は、抗酸化作用を持つビタミンCを多く摂ることがおすすめ。
中でも大根とブロッコリーは、デトックスと美肌の救世主といえます。

アトピーの場合は、肉や魚、卵などのアレルゲンを控えている場合もあると思いますので、できる範囲で下記のような栄養素を取り入れるようにしましょう。

・たんぱく質 
(豆腐、納豆、バナナなど)

・ビタミンA
(にんじん、大根、ブロッコリーなど)

・ビタミンB群
(豚肉、青魚、まぐろ、たらこ、玄米、チーズ、海藻など)

・ビタミンC
(パプリカ、大根、ブロッコリー、じゃがいも、果物など)

・ミネラル(鉄分、亜鉛、マグネシウムなど)
(レバー、あさり、ブロッコリー、チーズ、玄米、海藻など)


逆に、避けた方が良いものは、ニキビの原因・皮脂を増やす油分を多く含む食べ物です。
(スナック菓子、チョコレート、ケーキ、揚げ物など)

糖分の多いものも、ビタミンを消費して血液を汚してしまいやすいため、避けるのが無難です。
(清涼飲料水、ケーキ、菓子パンなど)

これに加え、カフェインや香辛料など、刺激物の摂り過ぎにも注意したいものです。


<衛生面>

アトピー肌でニキビができやすくなっている時は、肌に直接触れるものはいつも清潔に保つようにしましょう。

雑菌やダニから肌を保護するためにも、枕カバーやタオル、シーツ類はできるだけ毎日替えると良いでしょう。


<デトックス>

汗をかくことで、皮膚の毛穴から老廃物の排出を促し、新陳代謝を高めることも大切です。

次のような習慣を心がけると、血流も良くなるのでおすすめです。

・サウナや半身浴で汗を流す
・有酸素運動で心地よく汗を流す


<洗顔>

ニキビ肌は、つい洗浄力の強い洗顔料で洗いたくなるものですが、敏感なインナードライ肌の場合は、皮脂を取り過ぎることが逆に乾燥を招く原因となります。

皮脂を取り過ぎず、乾燥を防ぐためにも、ぬるま湯で洗い流すのが効果的です。
この時、通常のぬるま湯よりもさらに低い温度で、やさしく丁寧に洗い流すと良いでしょう。


<スキンケア>

アトピー肌の保湿剤の代表といえばワセリンですが、ワセリンはオイルで肌表面にフタをするような状態。
また、油分の多いクリームも同様です。

過剰な皮脂が行き場をなくし、毛穴詰まりを起こしてニキビが悪化しやすくなりますので、避けるのが無難です。

アトピーのインナードライ肌には、角質層にセラミドをたっぷりと補給するスキンケアがおすすめです。
洗顔後はすぐにセラミド配合の化粧水で、肌に水分を補給するようにしましょう。

化粧水をつけた後は、水分の蒸発を防ぐため、油分を多く含まない乳液を肌表面にうすく伸ばし、肌のバリアーを確保しましょう。

→ アトピーのインナードライ肌に効果的な化粧水はこちら


また、グリチルリチン酸ジカリウムを成分に配合した化粧水は、ニキビの炎症を鎮める効果が期待できます。

皮膚科でも処方されるほど安全で効果的な成分なので、肌トラブルが現れている時にも毎日のケアで症状に穏やかに作用してくれます。

→ グリチルリチン酸ジカリウムのアトピー・敏感肌への効果とは


<化粧水ミスト>

アトピー/インナードライの状態は、朝晩のケアだけでは水分を補いきれません。

そんな時には、ミストタイプの化粧水を持ち歩くのもひとつです。
これなら外出先でもしっかりと保湿できますので、安心です。

→ ミストタイプの化粧水もこちらからご覧いただけます


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