アトピー・敏感肌は爪もデリケート?

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爪は健康のバロメーターといわれます。皮膚の健康状態は、爪の状態にも表れるためです。

健康的な爪は、表面がなめらかで透明感があり、自然なピンク色をしているもの。

爪は、皮膚が変化したもので、ケラチンというたんぱく質でできています。
アトピー・敏感肌の人は、そのため爪もデリケートな場合が多いのですね。

特にアトピー性皮膚炎はかゆみを伴う症状のため、無意識に爪を立てて皮膚を掻いて傷つけてしまい、そこから出血したり炎症を起こしたりと、症状の悪化につながることがあります。

このため、爪のケアも欠かせません。

この爪自体をケアする方法、患部を悪化させないための爪ケアの方法、どちらも大切になるといえるでしょう。


アトピー・敏感肌で爪がデコボコに?


アトピーの症状が表れている時、爪がデコボコになっていることがありませんか?

その原因には、次のようなことが挙げられるようです。

・甘皮がなくなる

手や指にアトピーが及ぶと、爪の生え際にある「甘皮」(あまかわ)にも影響します。
甘皮は爪が正常に伸びるために必要な部分ですので、結果として爪がデコボコした状態に生えてしまいます。

・爪が乾燥する

アトピーや乾燥性敏感肌の場合、爪も乾燥しやすくなります。
爪に水分が足りないため、デコボコや縦に筋ができやすくなるのです。

・ステロイドによる影響

アトピーの治療に用いられるステロイド(副腎皮質ホルモン剤)は、使い方によっては副作用が起こる場合があります。

その1つとして、皮膚に影響して甘皮を無くし、爪がデコボコしてしまうことがあります。


デリケートな爪をケアする方法


アトピーや乾燥肌によってデリケートな状態になった爪を健康に戻すには、水分や栄養を補い、新陳代謝を促すことが大切です。

手や指先の血行改善のため、積極的に温めたりマッサージをするのも効果的です。

また、刺激の少ない保湿ローションやハンドクリームなどで、指や爪の表面を保護するようにしましょう。

爪は皮膚と同じたんぱく質でできているので、爪を育てる栄養素を摂ることも必要です。
特に、アミノ酸の量によって爪の固さが決まるといわれています。

次に爪に良いとされる栄養素と食べ物をご紹介しますので、アトピーで食事制限をおこなっている場合は、できる範囲でこれらの食事を心がけると良いでしょう。


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<爪によい栄養素と食べ物>

・ビタミンE
たらこ、うなぎ、かぼちゃ、ナッツ類、アボカドなど

・ビタミンB群
レバー、豚肉、大豆製品、うなぎなど

・カルシウム
乳製品、大豆製品、緑黄色野菜、海藻など

・ビタミンD
鮭、しらす、卵、きのこ類など

・亜鉛
牡蠣、うなぎ、ホタテ、肉類、卵など

・鉄分
レバー、魚介類、大豆製品、緑黄色野菜、海藻など


爪の切り方


アトピー・敏感肌でつい皮膚を掻いてしまい、症状の悪化を招く場合は、爪の切り方にも充分気をつける必要があります。

爪切りで短く切りそろえた後、爪磨き用のやすりを使い、爪の先端を磨いて整えます。
この時、深爪をしないように気をつけましょう。

爪が伸びていたり、切った後に角ができていると、皮膚を引っ掻いた時に余計に傷つけてしまい、出血や炎症の原因となります。

もちろん、爪と指の間を清潔にすることも大切です。
くれぐれも汚れた爪で患部に触れないよう、手をこまめに洗い、保湿ローションやハンドクリームで爪の先までケアするようにしましょう。





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