アトピー・敏感肌とコーヒーの関係は?

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毎朝、起きてからコーヒーを飲むのが習慣という方も多いのではないでしょうか。

コーヒーには独特の深いアロマの香りがあり、気分を高揚させるとともに、カフェインの作用で頭を覚醒させてくれます。

健康には良いとも悪いともされるコーヒーですが、アトピー・敏感肌の場合はどのような影響があるのでしょうか。

こちらに、アトピー・敏感肌とコーヒーの関係について、ご紹介したいと思います。


アトピー・敏感肌とコーヒーの関係


コーヒーには、次のような成分が含まれています。

・カフェイン
・ポリフェノール
・脂質
・ヒスタミン


<カフェインの作用>

コーヒーを飲むと頭がすっきりとするのは、カフェインの作用によるものです。
カフェインには、主に交感神経を活性化させるはたらきがあります。

アトピー・敏感肌には、このカフェインが刺激になってしまう場合があります。

アトピー・敏感肌の場合、もともと自律神経のバランスが乱れていることが多いため、そこにカフェインを摂ることで交感神経を昂らせ、副交感神経をはたらかせにくくなってしまいます。

睡眠や精神の安定が保てない時に、カフェインを摂ってしまうと、さらに睡眠不足やイライラを招く原因となりかねません。

すると、肌のターンオーバーが乱れ、肌トラブルを悪化させやすくなるのです。

また、カフェインが体内のビタミンを破壊してしまうため、身体の栄養バランスが乱れ、肌にも影響が及ぶ可能性があります。

特に、アトピー・敏感肌の場合は体内のビタミンが不足しがちなので、カフェインの摂り過ぎには気をつけた方が良いでしょう。


<ポリフェノールの作用>

コーヒー豆にはポリフェノールが含まれています。
ポリフェノールは抗酸化作用や抗炎症作用、抗アレルギー作用などの効用があり、ガンや認知症の予防など健康に良い効果があることで、近年注目されています。

皮膚疾患による症状を抑え、細胞を修復してくれるので、ポリフェノール自体はアトピー・敏感肌の改善にも効果的です。


<脂質の作用>

コーヒーには、豆から出た脂質が含まれています。

これは、挽きたてのコーヒー豆なら殆ど問題がありません。

しかし、挽いた後に時間が経ち、酸化してしまったコーヒー豆には酸化脂質が含まれており、それがアトピー・敏感肌の症状を悪化させてしまう原因になってしまうことがあります。


上記のような成分と作用から、コーヒーはアトピー・敏感肌に良いこともあれば、悪化する原因になることもあるといえそうです。

もし、アトピー・敏感肌の症状が安定しているなら、良質の新鮮な豆を選び、朝一杯のコーヒーを楽しむ程度なら、それほど大きな悪化の心配はないでしょう。


<ヒスタミンの作用>

コーヒー豆には、ヒスタミンという物質が含まれていますが、このヒスタミンは痒みとの関連性が高いと言われています。

ヒスタミン自体は、アトピー・敏感肌を悪化させるものではありませんが、皮膚にもともと痒みがある場合は、コーヒーを飲むことで痒みが増してしまう可能性があります。

すると、掻きむしりやイライラの原因となりやすいので、ヒスタミンの摂り過ぎにも注意をした方が良いでしょう。


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コーヒーを飲む際の注意点


上記の他にも、コーヒーを飲む際に気をつけたいのが、砂糖やミルクです。

コーヒー自体より、この砂糖やミルクがアレルギーやアトピー・敏感肌の症状の悪化を招くことがあります。

砂糖は腸内の悪玉菌を増やす原因になり、その結果、体にアレルゲンを吸収してしまうことにつながります。

また、ポーションミルク(コーヒーフレッシュ)は乳製品ではなく、サラダ油と水、表面活性剤を成分とするもので、いわばマーガリンに近い食品です。

特に、缶コーヒーにはこれらが大量に含まれており、摂り過ぎると糖尿病などの成人病にかかりやすくなるリスクがあります。


まとめ


アトピー・敏感肌だけれどコーヒーを飲みたいという場合は、質の落ちたコーヒーや缶コーヒーを飲むのは避け、良質の新鮮なコーヒーを選ぶようにしましょう。

また、砂糖やミルクを入れずにブラックで飲む習慣をつけ、朝一杯だけに留める、外出先でリフレッシュのために飲む、また量を減らすなど、体調と相談しながら適量を摂るのがおすすめです。

コーヒーを飲んで痒みが増したり、症状が悪化した場合は、飲むのを中止するようにしましょう。

アトピー・敏感肌の症状や原因は人によって様々なので、かかりつけのお医者さんと相談しながら、上手にコーヒーを楽しむようにしましょう。


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