アトピーに効果的なお風呂の入り方/入浴方法

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アトピーはお風呂の入り方/入浴方法が大切


アトピーの症状があらわれている時は、お風呂に入って良いのかどうか、またどのように肌を洗えば良いのかなど、迷ってしまうことがあるのではないでしょうか。

そのため、シャワーのみで済ませてしまったり、つい置いてあった市販の石けんやボディシャンプーなどを遣い、余計にかぶれを起こしてしまった・・・、などという経験もあるかもしれません。

アトピー性皮膚炎の場合、皮膚を清潔に保つことが症状の改善に関わってくるので、日々の入浴は大切な治療のひとつです。

こちらに、アトピーの方に効果的なお風呂の入り方/入浴方法についてご紹介したいと思います。


アトピーの入浴効果とは


アトピーでステロイドを使用している場合は、肌に残ったステロイドの油分をきれいに落とすことが必要です。
前に塗った油分が残っていると、新しく塗るステロイドの効果が出にくいといわれています。
治療効果を高めるためにも、その都度肌をきれいにすることが大切です。

また、アトピー性皮膚炎は黄色ブドウ球菌が増殖することが、悪化の原因のひとつと考えられています。
入浴には、皮膚の上で菌が増えるのを抑える効果もあるのです。


お湯の塩素対策


自宅のお風呂に入る際、水道水の塩素対策も重要なポイントになります。

そのために、自分で簡単にできる対策方法があります。
湯船とシャワーのそれぞれにできる方法なので、アトピー改善のために取り入れてみてはいかがでしょうか。

1. 湯船にビタミンCを入れる

塩素はビタミンCと結合することで、塩化ナトリウムに変化します。
塩と同じ成分なので、肌には安全な成分になります。

薬局で販売されている、粉末タイプのビタミンCを利用するのもひとつです。
また、お茶の葉っぱをティーバッグに入れて入浴剤代わりにしても、同じ効果が得られます。

2. 塩素除去のシャワーヘッドを使用する

塩素を除去できるタイプのシャワーヘッドがあるので、そちらに交換します。

比較的廉価でネット通販ができるので、取り入れやすくおすすめです。


お湯の温度と入浴時間


アトピーに効果的なお湯の温度は、熱すぎないことがポイントです。

温度が高すぎるお湯は肌に刺激になる上、皮脂を取り過ぎてしまい、痒みや炎症が出やすくなる場合があります。
季節にもよりますが、38~40度程度が最適でしょう。

入浴時間は、10分以上が目安です。
肩まで浸かり、全身の肌をやわらかくすることで、汚れが落ちやすくなります。
皮膚がふやけると表面が剥けてくることがありますが、無理に剥がすと皮膚が薄くなり炎症が起こりやすくなるため、こちらは避けるようにしましょう。

入浴剤は特に必要なく、塩素を除去するだけで充分です。
もし使用する場合はアトピー用に作られた入浴剤か、無添加のものを選ぶようにしましょう。

湯船に浸かった後は肌に冷水をかけ、これを何度かくり返すと毛穴が鍛えられるといいます。
全身の血行を良くし、皮膚の新陳代謝を促すために、無理のない範囲で実践すると効果的です。


アトピーに効果的な洗い方


アトピー性皮膚炎の場合、肌を洗い過ぎないことが最も大切です。

アトピーの皮膚は角質層の保湿成分であるセラミドが作りにくく、常に乾燥している状態です。
このセラミドは、水やお湯に溶けて流れ出てしまいやすいため、刺激の強い石けんやボディシャンプーなどで汚れを取り過ぎないようにしましょう。

無添加の敏感肌用石けんを使い、泡を手に取ってやさしく洗うか、石けんを使わずお湯だけで丁寧に洗う方法がおすすめです。
ナイロンタオルでごしごしと肌を擦るのは、絶対に避けるようにしましょう。

炎症の強い部分や、ステロイドが残っている部分からそっと汚れを落とし、最後にお湯でよく流すようにします。

また、シャンプーも刺激の少ない無添加のものを使用し、顔や体の皮膚に触れないよう気をつけましょう。
手の湿疹や炎症がある時は、ポリエチレン製の使い捨て手袋をはめると良いでしょう。
くれぐれも、「シャンプーで手を洗う」ような状態にならないよう、気をつけることが大切です。


入浴後に気をつけること


お風呂から上がる前には、シャワーのお湯で全身を流すようにします。

体の火照りを抑え、痒みを軽減するには、最後に冷水シャワーをさっと浴びるのもおすすめです。

特に夏場はお風呂上りに体が汗ばむので、扇風機やドライヤーの冷風を軽く当てて体温調節を心がけると良いでしょう。

そして、肌表面から水分が蒸発してしまわないよう、なるべくすぐに保湿剤やローションで潤いを補うようにします。

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デリケートな時は専門医に相談を


アトピーの原因や症状は、人によって様々です。
ストレスや体調により、一時的に症状が悪化していることもあるでしょう。

肌がジュクジュクしていたり、異様に火照っているなど、気になる症状がある場合には、かかりつけのお医者さんに相談し、入浴の回数や頻度、方法を調整することも大切です。





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